パドマ幼稚園-善光寺近くのお寺のある幼稚園

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オナガの巣立ち

2012年06月28日 10:05 |

今年はツバメの飛来が少ないと言われています。新聞等で、環境の悪化が招いたことではないかとしきりに言われています。それに乗じた投書等も頻繁に見られます。数年前には、雀が極端に減ったとずいぶん言われました。市民新聞なにかにも沢山の読者が、雀の減少に関わる環境の悪化を心配して投書をされていました。
今年はどうでしょうか。私の見たところ、すなわち我が家の庭では、例年になくたくさんの雀が遊んでいます。
今年の雀の特徴は、あまり人を恐れないことです。我が家に来る雀ばかりではなく、人通りの少ない裏道などで遊んでいる雀の中には、ドバトのように私が傍らを通っても平気でいる雀もいます。かわいいですね。
今年の鳥のことで言いますと、オナガが増えているように思います。ここ数年徐々に増えてきて、ついに我が家にも巣を作るに至ったと言っても良いのかもしれません。いくつかのつがいが春先よりしきりに庭で活躍していました。我が家の犬もいつも木の上を伺っていましたので、巣を作ったのかなと思っていました。
昨日家人が玄関口で小鳥がうずくまっていて、ベル(我が家の犬の名前です。)がいたずらしようとしている。というので慌てて見に行ってみましたら、まだ尾の生え揃っていないオナガの子がいました。
何かあるといけないので、洗濯物を入れる籠を傍らの紅葉の気に吊るして底に八ツ手の葉を敷いてその中にオナガの子を入れてあげました。これで尾長の恩返しがあるかなと一人満足していましたら、途端に家人に、すぐに外に飛び降りてしまいましたよ。と笑われました。それで籠に入れるのは諦めました。
今朝雛はさつきの植え込みの中に入っていました。また犬が気にして鼻面を突っ込んだりしたのですが、親鳥が、なんと4羽で犬の頭を突っつかんばかりに攻撃してきました。
親鳥が雛の心配をするのは分かりますが、4羽というのが、どうもよく分かりません。以前雀の子にしては随分と大きな生まれたばかりのひなが巣から落ちて死んでいるのを見ました。その親が悲しんで別の家族のひなを一緒に育てたのでしょうか。

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